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福知山の自然に魅せられて ~ドイツから日本へ。海を越えた移住~ NEW

 

【プロフィール】

八田 裕子(Hatta Yuko)さん(写真左)/54歳/福知山市出身/福知山市在住

フローリアン ドライ(Florian Drey)さん(写真右)/42歳/ドイツ ケルン市出身/福知山市在住

 

 

イタリアが大好きなお二人はイタリアの語学学校で出会い、6年間の遠距離恋愛の後ご結婚。その後ドイツで生活されていた八田さんとフローリアンさんは2人の子どもを連れ、2021年に空き家情報バンクを通じて福知山市の報恩寺へ移住されました。なぜはるばる海を越えて福知山へ移住したのか?そこには八田さんの「ある思い」がありました。

 

家との出会い

以前から自身の生まれた日本へ帰ろうと考えていた八田さん。日本ののどかで自然豊かなところが好きだと語ります。フローリアンさんも日本を気に入っていて、何度か日本へ来ていたそうです。

フローリアンさんは当時大学院生だった事もあり、移住については博士号を取ってから本格的に話し合う予定でした。そんな中、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックによる長期のロックダウンで子どもたちの通う学校が休校になり、日本へ移住する事を本格的に考え始めました。

京都近辺で家を探したかった八田さんは福知山市の空き家情報バンクで1年以上物件を探し続けました。そして2020年7月、夜中に物件情報の更新を待っていた八田さんはFUKUFUKU LIFEのページで運命的な出会いをします。

それが現在の報恩寺の物件です。後に「家が私を呼んでいた」と語る八田さん。空き家情報バンクの中でも初めて動画付きで公開された物件でしたが、その動画を見てすぐに市にコンタクトを取りました。予約した飛行機がキャンセルになりながらも、オンラインでの内覧を経て2021年1月にやっと現地を訪れた際、目に映る景色に魅了され「ここだ!」と決めたそうです。

家との出会いはまさに運命だった八田さんですが、移住の決め手は家だけではなかったといいます。動画やオンラインで家の風貌を見ていた八田さんでしたが、実際に現地へ来た際に見た風景は想像以上だったそうです。ドイツではまちなかに住んでいたこともあり、自然と一体になれる報恩寺はまさに理想的でした。

 

△豊かな自然と田園風景に囲まれた報恩寺は、八田さんにとって理想の環境だった。

 

 

海を越えた移住

福知山への移住を決めた八田さんご家族でしたが、海外からの移住は簡単ではありませんでした。ビザや子どもたちの学校の手配、そして荷物の輸送。さらにコロナ禍もあって引っ越しは難航したそうです。

八田さんは先にお子さんと一緒に空き家の付近に住まいを借り、そこからリノベーションのために通う日々を送りました。雨漏りや床の状態など、改修には時間がかかったといいます。フローリアンさんはおよそ2か月遅れて日本にやってきましたが、当時改修中だった物件について「なるべく早く引っ越したかったけど、来てみたら家が工事現場みたいだった」と語ります。また冬場だったこともあり、日本の積雪の多さにも非常にショックを受けたそうです。

そんな困難だらけの移住のさなか、地域の方々がご家族の移住をサポートしてくれました。草刈りや冬場の雪かきをはじめ、お昼ご飯や野菜の差し入れまでしてくれたそうです。また小学校の校長先生が実際に物件付近まで来たうえで、スクールバスの乗り入れについていろいろと手配をしてくれたこともあったそうです。「地域の方々の思いやりに心があたたまりました」と八田さんは語ります。

豊かな自然とあたたかい人々、市街地へのアクセスも良く、里山の雰囲気が残っているのに利便性の高い点が気に入ったのだと八田さんは教えてくれました。

 

△雪の中、笑顔のご家族。

 

 

知ってほしい日本の田舎の魅力

旅が好きだった八田さんは、ドイツ在住の時は休日によくアグリツーリズモ(日本における農泊)に参加していました。そこで感じた素晴らしい体験を自分たちでもやってみたいと考えていたといいます。そんな中決めた日本への移住。報恩寺はそんな夢を叶えるのにぴったりでした。

海外へ出て改めて日本のすばらしさを知った八田さんは、「日本の田舎の良さをもっと他の人と共有したい」という思いの元、ゲストハウスの開業を決意しました。ゲストハウスの名前は、フローリアンさんの名前からとって「風路里庵(フローリアン)」にする予定とのこと。植物や花を意味する「florian」の名前通り、報恩寺の豊かな自然を生かして畑や庭園をシェアするようなゲストハウスにしていくそうです。

現在は、茶摘みや蔵の修繕のワークショップなどのイベントの企画や畑・庭の充実、部屋の改修と開業に向けて大忙しの毎日を送る八田さんご家族。将来的にはカフェを作り、宿泊だけでなく景色を見る為だけでも来てもらえるような場所を作りたいといいます。フローリアンさんも日本語を勉強する傍ら、自身のワイン好きを生かしてドイツワインのイベントを計画しているとのこと。

夢を叶えるため、お二人の奮闘の日々は続きます。

 

△茶畑で作業される八田さん ゆくゆくはこの茶畑を使ってイベントを開きたいという。

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