
LOCAL
update. 2025/7/15
京都府福知山市の中部に位置する「庵我(あんが)地区」は、中心市街地から車で約10分と非常にアクセスがよい地域でありながら、豊かな自然に囲まれたのどかな風景が広がります。地域のお祭りやイベントなどが盛んに行われ、地域内外の交流が活発です。
また、京都府移住条例に基づく「移住促進特別区域(通称:移住特区)」に指定されており、移住・定住しやすい地域となっています。
「住みやすく活気あふれる庵我」をめざし、2024年に地元住民の有志の方々によって「庵我まちづくり協議会」が設立されました。「庵我の結(ゆい)」を結び直すため、住民の皆さんとともに様々な活動を進め、移住促進にも力を入れています。
庵我にルーツを持つ方や庵我を度々訪問したことがある方など、何らかの関りがある方を対象に「庵我ファンクラブ」がスタートし、会員を大募集中です。
庵我まちづくり協議会「あんがいいいあんが」WEBサイト| Instagram|Facebook
約600年前から由良川沿いで藍の栽培と藍染めが行われ、江戸時代には最盛期を迎えました。しかし、明治に入ると外国から化学染料が輸入されるようになり、1925年を最後に途絶えました。
もう一度、600年の歴史のある福知山の藍染めを復活し文化を継承するため、1995年に福知山藍同好会が設立されました。「藍染めは誰でも出来る」を合言葉に設立以降、会員の作品発表会や各地の保育園、小学校などで藍染めの指導にも取り組んでいます。
また、2025年には庵我まちづくり協議会が「藍愛プロジェクト」として藍の栽培に初挑戦し、地域の歴史・文化を継承する取組みもスタートしています。